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【スーパーGT】トヨタ、コバライネン/平手組のLEXUS LC500が3番手グリッド獲得

2017年05月21日(日)2:58 am

オートポリスでSUPER GT第3戦の予選が行われ、LEXUS LC500勢は重いウェイトハンデにもかかわらず6台中5台がQ2へ進出。ヘイキ・コバライネン/平手 晃平組 DENSO KOBELCO SARD LC500 1号車がLEXUS勢最上位の2列目3番手グリッドを獲得した。

5月20日(土)、2年ぶりの九州開催となったオートポリスでSUPER GT第3戦の予選が行われた。好天に恵まれ、強い日差しで汗ばむほどの陽気の下、気温26度、路面温度41度というコンディションで、午後1時半にノックアウト方式の予選が開始された。

GT500のQ1(15分間)は、GT300のQ1で赤旗が出された影響で、予定よりも10分遅れの午後2時に開始。いつも通り、セッション前半はどのチームもコースインしないまま、残り9分を切ったあたりから数台がコースへ。LEXUS勢は残り7分半を切ったところで一斉にコースに向かった。

まず最初にコースインした、ランキング2位で60kgのハンデを負うWAKO'S 4CR LC500 6号車の大嶋和也が1分35秒台のターゲットタイムをマークすると、これを1号車の平手、au TOM'S LC500 36号車のジェームス・ロシターとややハンデの軽い2台がこれを更新。

38号車の石浦もハンデを感じさせない走りで36号車に続く3番手タイム。前週にイタリアで行われたヨーロピアン・ル・マン・シリーズで初優勝を飾っての凱旋となった平川亮のKeePer TOM'S LC500 37号車も、ランキング首位の62kgハンデながら6号車を上回り6番手。6号車が7番手となり、LEXUS LC500は6台中5台がQ2進出を果たした。
 
WedsSport ADVAN LC500 19号車はコンマ4秒及ばず10番手でグリッド確定となった。

午後2時45分から12分間で行われたQ2も、残り約7分になるまで全車待機。セッション終盤にコースインし目まぐるしく順位が入れ替わるタイムアタックとなった。チェッカー目前、中嶋一貴の駆る36号車が、セクター1,セクター2と連続で好タイムをマークしていたが、最終セクターで僅かにコースをはみ出し、そのままコースオフ。アタックは途中で終えることとなってしまった。

ウェイトハンデに苦しむ予選となったLEXUS勢だが、コバライネンが好走を見せた1号車が最上位の3番手グリッドを確保。他のLEXUS勢は、36号車のコースオフの影響もあり、37号車が5番手、6号車が6番手、36号車が7番手、38号車が8番手から明日の決勝に臨むこととなった。

■DENSO KOBELCO SARD LC500 1号車 ヘイキ・コバライネン

「朝の練習走行からタイヤの感触は良かったのだが、車体はまだまだ詰める余地があり、セッティングを色々と変えながら、一歩一歩改良を進めていった。その甲斐あって予選ではバランスも良くなり、晃平が素晴らしい走りでQ2進出を果たしてくれた。

また、私も良い感触でQ2をアタック出来た。最後のセクターで若干タイムをロスしたが、もしそれがなかったとしても、最前列には届かなかっただろう。とはいえ、全体的に見れば満足の行く結果で、チームワークで成し遂げたグリッドだ。明日は充分に勝ちを狙える位置なので、チャレンジする」。

■DENSO KOBELCO SARD LC500 1号車 平手晃平

「オートポリスでは2年ぶりの開催で、僕らも2年ぶりにドライブするということもあり、セットアップやドライビング等含め、今朝はちょっと手こずったところもあった。しかし、開幕から今まで積み重ねてきたものを活かしてすぐに修正出来、予選に向けて変更したセットアップが良い方向に働いた。

我々の車両はどちらかというと予選での一発は出ないがレースでは速い、という傾向だったが、今回は予選でもそこそこのタイムが出せた。明日の決勝は落ち着いていけば優勝を狙えると思うので、久しぶりの九州のレースで、勝利を持ち帰りたい」。

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