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ロス・ブラウン、将来のルール変更を検討するチームを立ち上げ

2017年05月20日(土)17:00 pm

F1は将来のルールを検討するため、経験豊富なエンジニアをチームに加えた。

アメリカのリバティ・メディアがF1の新オーナーになって、スポーツ面を任されているのがロス・ブラウンだ。ブラウンは、F1が抱える問題に対して長期的なビジョンをもって対処したいと考えている。

そのために、2人のエンジニアの起用が発表された。1人目はトヨタやロータス、ウィリアムズで空力チーフを務めたジェイソン・サマーヴィル。もう1人は、BARやホンダF1、ブラウンGP、ウィリアムズなどでチームリーダーを務めたクレイグ・ウィルソンで、ヴィークルパフォーマンス責任者に任命された。

2人は、少人数のエンジニアとともにチームを組み、今後のルール変更の方向性について研究を進めるという。また、「F1のレースを向上させ、エンターテイメント性と持続可能性を高める」ため、FIA(国際自動車連盟)のF1技術部門やF1チームらと「連携する」とF1公式サイトは伝えている。

さらに、ナイジェル・カーがファイナンスディレクターとして8月から加わり、財務戦略を担当する。カーは、BAR、ホンダ、ブラウンGP、メルセデスAMGなどで財務関係を取り仕切ってきた。また、2008年にブラウンGPがホンダを買収した際に重要な役割を果たした人物だと『F1i.com』は伝えている。

ロス・ブラウンは、声明で次のように述べている。

「3人の非常に経験豊富な人物を迎えられて喜んでいる。いずれも何十年間もF1界で地位を確立してきたエキスパートだ」

「われわれはチームを作り、F1マネージメントと様々な関係者との連携をいっそう強め、関係者全員の関与の元にルールを策定できるようにしていく」

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