メルセデスAMGの非常勤会長を務めるニキ・ラウダが、うわさされているホンダへの技術支援を否定した。
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先週末に今季のF1第5戦スペインGPが開催されたバルセロナで、マクラーレンとメルセデスの首脳が会談を行ったことが明らかとなった。
これはマクラーレン側がメルセデスに対し、苦戦が続くホンダのパワーユニット改善に向けた支援を依頼したのか、あるいは2018年からメルセデスのパワーユニット供給を受けることを目的とした話し合いだったのではないかとうわさされている。
伝えられるところによれば、メルセデスAMGのモーターホームで行われたその会談は45分に及んだという。
だが、こうしたうわさについて質問を受けたラウダは、『Salzburger Nachrichten(ザルツブルガー・ナッハリヒテン)』に次のように否定した。
「ばかげているよ。どうして我々がホンダを助ける必要があるんだい? 我々だって自分たちのクルマを持っているんだからね」
現役時代に3度F1チャンピオンになった伝説的元F1ドライバーでもあるラウダは、次のように付け加えた。
「ホンダにも腕の立つエンジニアはいるよ。MotoGP(世界最高峰の二輪選手権)でそれが示されているし、あれだって最高水準のエンジンなんだからね」