マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、トラブルの続くホンダに不満を募らせている。
F1スペインGP(14日決勝)最初のフリー走行で、1周目にエンジントラブルが発生。するとアロンソはセッション中にマネージャーやトレーナーとともにサーキットを離れ、テニスで汗を流した。
■頭をすっきりさせたかったとアロンソ
この行動について、アロンソは次のように説明している。『Speedweek(スピードウィーク)』が伝えた。
「これからアメリカとヨーロッパを行き来する忙しい日々が待っていて、たくさんトレーニングできない。だから僕は、2時間パドックに座っているより、トレーニングすると言ったんだ」
「僕にどうしろと? 僕の行動を誤解する人もいるかもしれないね。でも、チームの仕事を笑い物にしようとしたわけじゃない」
「少しトレーニングして、頭をすっきりさせるためだった。その通りになったよ」
■ホンダは大きな問題を抱えている
マクラーレン・ホンダに移籍して3年目だが、相変わらず上位争いに加われない状況に、アロンソのキャリアを懸念する声もある。
「問題は、僕のキャリアや技術や評価じゃない」とアロンソ。
「それより、ホンダとその金とイメージのほうが心配だよ」
「僕はできる限りチームをサポートしようとしているし、クルマに乗ったら全力を尽くしている。僕よりホンダのほうが大きな問題を抱えていると思うよ」