ドイツのメディアが報じたところによれば、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)の18歳になる弟ファビアンがアウディ・スポーツTTカップでプロのレーサーとしてデビューを飾ったようだ。
ファビアンは、自分のデビューがこれほどの興味を集めるとは思わなかったと次のように語った
「ある程度は予想していたけれど、これほどすごいとは思わなかったよ。でも、僕はうまく対処できるよ」
ファビアンは29歳の兄セバスチャンが支援してくれていると認めたものの、モータースポーツでの自分の道は自分で切り開いていく覚悟をしていると次のように続けた。
「もちろん、彼(セバスチャン)とは連絡をとっているよ。あれ以上のモータースポーツ経験者を見つけることはできないからね」
「だけど、僕は自分の道は自分で切り開いていこうと決意しているんだ。今年の末に必要とする資金を得るために、みんなと交渉しなくてはならないし、そうしたいと思っているよ」
そう語ったファビアンは、4度F1王座についた兄がいるとはいえ、それによって特別扱いされるわけではないと次のように主張した。
「家族も僕を支援してくれている。だけど、僕は父親と一緒にほかのドライバーたちと変わらないことをやっているんだ」