フェラーリ会長のセルジオ・マルキオンネが、今季フェラーリが最強のライバルから恐れられる存在となったと誇らしげに語った。
今季のF1はここまで4戦を終えた時点で、すでに2勝をあげたフェラーリのセバスチャン・ベッテルがドライバーズランキングのトップに立っている。
フェラーリ最後のF1チャンピオンとなったのは、現在ベッテルのチームメートを務めるキミ・ライコネンだが、それは2007年のことであり、すでに10年近くフェラーリからF1チャンピオンが誕生していないことになる。
だが、今年は10年ぶりにフェラーリからF1チャンピオンが生まれるかもしれないという期待が強まっている。
マルキオンネはイタリアの『La Repubblica(レプブリカ)』に次のように語った。
「我々は大きな進歩を遂げることができた」
「中には、2016年と比較すれば奇跡的とも言える回復だと言う者もいるだろう」
そう述べたマルキオンネは、ドイツのシュトゥットガルトに本社を置くメルセデスに言及しながら、次のように付け加えた。
「フェラーリは再び競争力を取り戻した。そしてシュトゥットガルトの敵から恐れられているんだ」