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【WEC】中嶋一貴「縦Gのあるオー・ルージュは独特。今年のTS050 HYBRIDでスパを走るのは最高の気分」

2017年05月02日(火)7:45 am

TOYOTA GAZOO Racingは、今週末に開催される2017年FIA世界耐久選手権(WEC)第2戦、ベルギーのスパ・フランコルシャン6時間レースに、初めてTS050 HYBRIDの3台体制で臨む。スパは、WECシリーズの最大イベントであるル・マン24時間レースの前哨戦でもある。

■中嶋一貴 (TS050 HYBRID #8号車):

「スパには異なる2種類の空力仕様を持ち込むので、何が起こるのか予想するのがとても難しいと思います。

しかし我々は良いシーズンのスタートを切ることが出来ているので、その勢いを保てるように頑張ります。スパは独特なコースです。特にオー・ルージュのように縦横Gが変化するコーナーは他のどこにもありません。他にも多くの高速コーナーがあり、とてもチャレンジングなコースの連続で、走るのが楽しみです。

今年のTS050 HYBRIDでスパを走るのは最高の気分でしょう」。

■セバスチャン・ブエミ (TS050 HYBRID #8号車):

「素晴らしいシーズンのスタートを切り、期待を持ってスパに臨みます。今回は初めての3台体制での参戦ということで、とてもエキサイティングかつ興味深いレースになるでしょう。

スパはル・マンの直前のレースですので、出来るだけ多くのポイントを獲得するだけでなく、ル・マンへ向けて多くのデータを収集する必要があります。シルバーストーン同様、ベストを尽くし、好結果を狙っていきます」。

■アンソニー・デビッドソン (TS050 HYBRID #8号車):

「スパは私の大好きなサーキットのひとつで、今年もこのレースを楽しみにしています。LMP1-H車両で素晴らしいスパのコースを走るのはいつでも最高の気分です。

シルバーストーンで勝利を飾り、続けてここでも勝利を争えることを望んでいますが、ライバルとのバトルは一層厳しいものになると覚悟をしています。

スパでは天候も重要なファクターです。昨年のレースは天候に恵まれてきましたが、今週末はどうなるのか分かりません。我々のTS050 HYBRIDは基本的にウェットコンディションでも速いので、何が起ころうと準備は出来ています」。

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