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【ホンダF1】「アロンソはパワーを失いスタートできず。全力でPUアップデートし戦闘力と信頼性向上を」

2017年05月01日(月)7:15 am

ホンダF1プロジェクト総責任者の長谷川祐介は、F1ロシアGP決勝レースを終えて次のようなコメントをした。

●【マクラーレン・ホンダ】アロンソ「毎週末同じでイライラする。スタート前に終わった。すぐに改善を」

■長谷川 祐介(株式会社本田技術研究所 主席研究員 F1プロジェクト総責任者)

「今週も非常に厳しいレースウィークエンドとなりました。

それでも、昨日の予選結果により15グリッドダウンのペナルティーを受けるという難しい状況のなか、ストフェルがレースを完走してくれたことは、我々にとって前向きになれる結果でした。

当然14位と言う結果は満足できるものではありませんが、ここまで各レースでさまざまなトラブルに苦しんできたなかで、彼が開幕戦以来の完走を果たしてくれたことは嬉しく思っています。

今日のストフェルは、燃費とタイヤのマネジメントが難しいこのサーキットでコンスタントなペースを維持しながら、いい走りを見せてくれたと思います。

フェルナンドについてはフォーメーションラップの間にPUからのパワー供給を失ったため、スタートを断念せざるを得ませんでした。回生関連の問題を疑っていますが、これからさらに調査をしていく予定です。

2台のマシンが一緒にレースを完走できないことは非常に残念に思っていますが、諦めずに前進を続けなくてはいけません。この先の数レースの中でPUのアップデートを計画していることもあるので、引き続き開発に全力を尽くし、さらなる戦闘力向上と高い信頼性を得るために努力を続けていきます」

●【決勝結果】F1ロシアGP決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数
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