FIA(国際自動車連盟)は25日(火)、パリでF1ストラテジーグループとF1委員会の会合を開催し、今シーズンのF1スペインGP(2017年5月12日〜14日)から車両に貼られる「ドライバーの番号」「名前」の視認性を明確にするべく、スポーティングレギュレーションを厳格に施行すると発表した。
この会合には、FIAのジャン・トッド会長、F1グループのチェイス・キャリーCEOなど、全てのメンバーが出席した。
■見えにくいカーナンバー・・・
各チームはクルマにカーナンバーを表示しているが、カラーリングやデザインによっては非常に見えにくいチームもいくつかあるため、観客や視聴者にはどのクルマが誰なのか分かりにくい要素のひとつになっている。
■スペインGPから変更
こういった問題を解決するため、FIAはスポーティングレギュレーションをF1第5戦スペインGP(2017年5月12日〜14日)から厳格に施行し、視認性を明確にするという。
例えば、アメリカのインディカーではフロントカウルとリアウィング下部に大きく目立つ形でカーナンバーが表示されており、観客や視聴者にもそのクルマのドライバーが誰なのかという判別が分かりやすくなっている。