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【WRC】トヨタのマキネン代表「ヤリスWRCの開発を更に進める」3台目投入し若手にチャンス

2017年04月21日(金)11:17 am

TOYOTA GAZOO Racingは、チームのテストドライバーであるエサペッカ・ラッピと、コ・ドライバー、ヤンネ・フェルムが5月19日(金)から開催されるFIA世界ラリー選手権(WRC)第6戦ラリー・ド・ポルトガルに参戦することを発表した。

●【WRC】トヨタ、好調WRCに3台目投入 有望若手ドライバーを起用し実戦でのデータ収集を加速

ラッピは、3台目のヤリスWRCのドライバーとして、ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC10号車)、ユホ・ハンニネン(ヤリスWRC11号車)と共にチームに加わり、開発ニーズに応じて、今シーズン中にいくつかの欧州イベントに参戦する。

■トミ・マキネン(チーム代表)

「エサペッカは、とても若くハングリー精神旺盛なドライバーです。今回のヤリスWRCでの初めてのラリー参戦に向けて、十分なテスト走行をすることができたとは言えませんが、彼なら全力を尽くしてやってくれるでしょう。

彼の目標は、チームの目標と同じく、ラリーを完走し、出来る限り多くのデータを集めることです。我々はヤリスWRCの開発を更に進める必要があり、エサペッカはその重要な役割を担うことになります。

もちろん、通常のテスト走行から得られるものも多くありますが、実戦で強い競争相手と競うことにより、さらに多くのことを得ることができます。そのため、我々はエサペッカとヤンネを今年のシリーズ中に数回出場させることを決めました。若いドライバーにチャンスを与えることも重要です」。

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