ドニントン・パークで行われたレース中の事故により、両足を切断した17歳のイギリス人F4ドライバー、ビリー・モンガー(Billy Monger)が手術後、昏睡状態から目を覚ました。
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決勝の第3レースの終盤、コース上に止まってしまったライバルのパトリック・パズマ(Patrik Pasma)にアクセル全開の状態で突っ込んだモンガーは、救出まで90分以上を要し、ヘリで病院に運ばれたものの、両足を切断することになった。
水曜日、イギリスF4は声明を出し、モンガーの両足が切断されたことを確認し、「重大ではあるが安定している」ことと、彼の状態が「進歩を示している」ことを発表した。
そして木曜日、モンガーが所属しているJHR Developmentsのチーム代表スティーブン・ハンター(Steven Hunter)は、モンガーの最新の状態を英『Autosport(オートスポーツ)』に次のように伝えている。
「自体はポジティブだ」
「ビリーは自分自身で呼吸して会話していたよ」
「彼は自身の怪我を知っている。彼はこの状況について非常にポジティブに捉えている。彼はそこに座って、ステアリングホイール裏についているクラッチを手で動かす仕草を見せていたよ」
「それこそビリーだ。これから長く険しい道のりが待っていて、避けて通ることはできないだろうが、私は彼の持ち前の個性により、困難をくぐり抜けるだろうと信じている」
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