35歳のフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)は、19歳のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がブラジル人を侮辱するようなコメントをしていた件について、謝罪を受け入れたようだ。
F1バーレーンGPの予選で、フェルスタッペンが最後のタイムアタックに入ろうという時にマッサに邪魔されたと感じ、「彼はブラジル人だから、話し合うことはないね」と語っていた。
これに対して、マッサは「1年の最後にはブラジルGPがあるんだ。自分の発言に気を付けろ」と警告していた。
またマッサは、フェルスタッペンが予選でチームメートのダニエル・リカルドに負けた理由を探していただけだろうと語っており、良いポジション取りが出来ていないのは自分の責任だとコメントしていた。
マッサは「彼は熱くなりすぎていたんだろうね。言うべきではないことを言ってしまった」と語っていた。
これに対して、フェルスタッペンは月曜日にFacebookで次のように謝罪していた。
「予選後のコメントについて、僕は情熱的なレーサーなので、最後のスティントにとても失望し、感情的になってしまった。僕は尊敬するブラジル人を侮辱するつもりは決してない。セナ、フィッティパルディ、ピケなど伝説的ドライバーは特別だ。怒っているブラジルの方たちにお詫びし、またブラジルでのレースを楽しみにしています」。
ブラジルの『Globo(グローボ)』は、マッサの次のようなコメント紹介した。
「彼とは問題ないよ。うまくやっている。正直に言って、僕は彼と冗談を言って遊んでいただけなんだ」
「彼は謝罪したし、彼は事の重大さを理解したと思う」
「彼はクールな奴だし、素晴らしいドライバーだ。年を重ねるごとに良くなるだろうね」