ホンダF1プロジェクト責任者の長谷川祐介が、バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われた2017年F1第3戦バーレーンGP決勝を終えて次のようにコメントした。
●【決勝結果】F1バーレーンGP決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数
■長谷川祐介「今週のテストでPU改善を目指す」
「今日はまたしても残念な日になってしまいました。レースのスタート直前にストフェル(バンドーン)のPU(パワーユニット)に水圧の異常があるのを発見しました。そのため、我々としてはレースをスタートしないという困難な決断をしたのです。その問題に関してはまだ調査中です。しかし、それは金曜日に起きたものと同じだと推測しています」
「こうした困難な状況にあっても、フェルナンド(アロンソ)はいいレースをしましたし、いくつか見事なオーバーテイクも見せてくれました。残念ながら、あとほんの2周となったところで彼がクルマに異常を感じたことにより、リタイアせざるをえませんでした」
「これからここバーレーンで2日間のテスト(18~19日)に臨みます。今回のテストではパワーユニットの信頼性とパフォーマンスの改善を目指し、いくつかの改良パーツをテストします。このテストで進展が見られることを期待しています」