2017年FIA世界耐久選手権(WEC)の開幕戦シルバーストーン6時間レースの幕が上がり、TOYOTA GAZOO Racingは初日の公式練習から最速タイムを記録する好スタートを切った。
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■TS050 HYBRID #8号車:(中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、アンソニー・デビッドソン)
公式練習第1回目: 1番手 (1分40秒104), 36周
公式練習第2回目: 1番手 (1分38秒210), 40周
■中嶋一貴 (TS050 HYBRID #8号車):
「順調なレースウィークのスタートが切れましたし、TS050 HYBRIDにも満足しています。パワートレーン、シャシー共に明確な改良が図られ、とても力強く感じます。これまでのところ全てが順調で、シーズンの開幕戦としては理想的なスタートが切れています。
パフォーマンスについては、正確なところは分かりませんし、まだライバルと比較するのは困難です。しかし、我々はロングラン、ショートラン共に良い状態で、心配はしていません」
■セバスチャン・ブエミ (TS050 HYBRID #8号車):
「今日はとても順調な一日でした。シーズン最初の金曜日を、両セッション共に最速タイムで終えられるというのはとても良いスタートです。しかしながら、我々が望んでいるのは練習走行ではなく、決勝レースにおいて最速であることです。TS050 HYBRIDは昨年と比較してもとても好感触で、大きな進歩を実現してくれたチームに感謝します。今日得られたデータを解析し、最大のパフォーマンスを引き出すべくセットアップの微調整を行っていきます」
■アンソニー・デビッドソン (TS050 HYBRID #8号車):
「今日は車両に全くトラブルは無く走行が出来ました。TS050 HYBRIDのバランスにも満足していますし、大きなセットアップ変更も必要ありませんでした。自分自身は、主に、今年のタイヤの限界を見極めるためのロングランに専念しましたが、良いセッティングを見出せたので満足しています。後は、ライバルの状況が気になりますが、私自身は既に日曜日の決勝レースを心待ちにしています」
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