ホンダF1プロジェクトの首席エンジニアである中村聡が、バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われた2017年F1第3戦バーレーンGP初日を終えて次のようにコメントした。
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■中村聡「収穫はアロンソの順調な走行」
「中国では寒いウエットコンディションでしたが、今日のバーレーンはまったく逆で、暑く、乾燥していました」
「フェルナンド(アロンソ)はFP1とFP2を通じて一貫性のあるパフォーマンスを示しましたし、自分たちのスケジュールにあるプログラムをやり遂げることができ、さまざまなコンディションにおいて異なるタイヤや空力を試して最善のセットアップを見いだすことに集中することができました」
「ストフェル(バンドーン)にとっては厳しい日になってしまいました。どちらのセッションでもMGU-H(熱エネルギー回生システム)に問題を抱えてしまい、走行計画を達成することができなかったのです。この問題については現在調査中ですが、その間に、明日のFP3での走行に間に合わせるよう、チームは彼のMGU-Hを交換するために今夜も懸命な作業を行うことになります」
「今日はストフェルが問題を抱えてしまいましたが、我々は今、明日のFP3と予選のことを見据えています。フェルナンドは今日順調に走行することができました。明日も彼がそれを継続でき、そして、ストフェルも明日はうまく走ることができるよう期待しています」
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