ホンダが来週の19日(水)と20日(木)の2日間にわたってバーレーンで行われるシーズン内F1公式テストに改良版2017年型パワーユニットを持ち込むことになるかもしれないと報じられている。
今週末には今季のF1第3戦バーレーンGP(16日決勝)が開催されるが、各チームはその後もバーレーンにとどまり、今季1回目のシーズン内テストに臨むことになっている。そして、伝えられるところによれば、ホンダではそのテストに改良版パワーユニットを持ち込みたいと考えているようだ。
スペインの『Marca(マルカ)』によれば、ホンダF1プロジェクト責任者の長谷川祐介は、現在ホンダパワーユニットが抱えているトラブルは内燃機関部分に起因するものだと認識しているという。
『Marca(マルカ)』は、「もし、それ(新型エンジン)に信頼性があり、もっとパワフルなものであれば、予想よりも1レース早く第4戦ロシアGPでデビューするかもしれない」とし、次のような長谷川のコメントを紹介している。
「この改良版を投入する日程を定めたいとは考えていません。しかし、今年はトークンがありませんから望むだけ変更を加えることが可能です」
「準備ができ次第、我々はそれを使うことになるでしょう」