NEXT...F1開催スケジュール

【WRC】豊田章男チーム総代表「18年ぶりの勇姿、やっと現場で共に戦えた。マキネン代表に感謝」/第4戦ラリー・フランス

2017年04月10日(月)5:56 am

4月9日(日)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第4戦ラリー・フランス(ツール・ド・コルス)の競技最終日となるデイ3がコルシカ島の東南部で行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が、総合4位でフィニッシュした。

また、デイ1でのリタイア後クルマを修復し、ラリー2規定に基づきデイ2再出走を果たしたユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC#11号車)は、SS9でコースオフによりリタイアとなった。

■豊田章男(チーム総代表)「18年ぶりの勇姿、やっと現場で見られた」

「18年ぶりのWRC復帰から4戦目となるツール・ド・コルスで、やっと私もヤリスWRCの走る姿を間近で見て、チームの皆と共に現場で戦うことができました。

土曜日、ラトバラ選手が午前のSSを終え昼のサービスに戻った際、大がかりな部品交換によるセッティング変更を制限時間ギリギリまで使って行うメカニック達の姿を目の当たりにしました。

ドライバーが道との会話で感じたクルマへの違和感をメカニックやエンジニアが即座に改善し、また道に戻して走り続ける…ドライバー視点の開発とその改善を繰り返していくマキネンのチームの姿は、まさに私どもが目指す「もっといいクルマづくり」そのものだと感じます。

現場では誰かが大声で指示を出すのでなく個々のメカニックが各々の役割を全うし作業が進んでいきました。想いが通じ合った信じあえるプロのチームを築きあげたマキネン代表に改めて感謝します。

また、沿道では多くのファンやオフィシャルに出会うことができました。手の届きそうなところを通り過ぎるラリーカーの音や匂いや迫力を楽しもうとする文化がそこにはあり、WRCの現場でラリーの魅力を改めて体感することができました。

彼らに笑顔で話しかければ、言葉は通じなくとも「トヨタがんばれ!」と返してくれます。ラリーを愛し、クルマを楽しみ、そしてトヨタの挑戦を応援してくださる方が世界中にいること、本当にありがたく、そして心強く思います。

今後も、トミをはじめとしたチームのみんな、そして全世界にいるファンの皆さまとWRCの道をヤリスで走り続けていければと思います。応援いただいた皆さま、本当にありがとうございました。これからもサポートをよろしくお願いいたします」。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック