フェラーリのセバスチャン・ベッテルが、上海インターナショナル・サーキットで行われた2017年F1第2戦中国GP予選を終えて次のようにコメントした。
■セバスチャン・ベッテル「中国でこの結果が残せたことはいいニュース」
フリー3/トップ 1:33.336
予選/2番手 1:31.864
「オーストラリアのときよりは少し接近できたね。だから全体的にはいいセッションだったし、明日に向けてチャンスもたくさんあるよ。コンディションやいろんなことが違ってくるから、決勝がどうなるか様子を見ることにしよう」
「もちろん、もっと接戦に持ち込みたかったけれど、メルセデスAMGがQ3ではすごく強さを発揮するだろうということは分かっていたし、実際彼らはそれを証明して見せたよ。バルテリ(ボッタス/メルセデスAMG)に関してはちょっとツキもあったね。だって1000分の1秒差ってことはどちらに転んでもおかしくなかったわけだからね」
「自分のラップには満足しているよ。最終コーナーに入るときにブレーキをかけるのが早すぎて縁石に激しくヒットしてしまい、クルマが落ち着くのを待つしかなかったけどね。あそこで少しタイムを失ってしまったんだ。でもそれがルイスとのすべての差だったわけじゃない。あれ以上タイムを縮めることは自分には無理だったと思う」
「だから、メルボルンよりもかなり低温となったコンディションのもと、まったく違うサーキットでこういう結果が残せたのは間違いなくいいニュースだよ。自信はあるよ。クルマが僕に語りかけてくることを僕は信用しているし、僕が彼女(クルマ)に語りかけると、彼女もそれに応えてくれているみたいなんだ。いい関係だけど、さらにもっと改善していかないとね」
※ベッテルは今季自分が乗るフェラーリSF70Hに「ジーナ」という女性名を愛称として与えている。