マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザック・ブラウンが、今季限りで現在の契約が満期を迎えるフェルナンド・アロンソと来年以降の契約について交渉を開始するのは夏になってからだと語った。
F1中国GPが開催されている上海で、レーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエ、アロンソ、そして彼のマネジャーを務めるルイス・ガルシア・アバドとともに夕食会を開いたブラウンは、スペインの『Marca(マルカ)』からアロンソとの契約問題に関して質問されると次のように答えた。
「我々は夏になったら話をするということで合意しているんだ。これについてはシーズン前(テスト)が始まる前にすでに合意していたよ」
「彼はレースに勝ちたいと思っている。彼が望んでいるのはそれだけだよ。そして、我々は彼と続けたいと望んでいる」
そう語ったブラウンは、次のように付け加えた。
「彼がほかのオファーを受けているかどうかは知らないよ。彼の携帯電話をチェックしたりしていないしね。だが、我々と彼の間には合意があるんだ。我々との話し合いを始めるまで、ほかの誰とも約束をしないという合意がね」