NEXT...F1開催スケジュール

ライコネン「自分を必要とするチームがあればF1にとどまる」

2017年04月06日(木)16:43 pm

キミ・ライコネン(フェラーリ)が、来年以降もF1を続けたいとの考えを示した。

■チームメートに3年連続敗北の最年長ドライバー

2007年にフェラーリでF1チャンピオンとなったライコネンもすでに37歳だ。今季中の10月には38歳の誕生日を迎えることになる。もちろん、現役F1ドライバーの中では最年長だ。

2014年にフェラーリに復帰以来、堅実な走りを見せているとも言えるが、2014年のフェルナンド・アロンソ、そして2015年以降にチームメートとなったセバスチャン・ベッテルにはいずれも成績的には劣っている。

■若手ドライバーによるプレッシャーも増大

そして、そのライコネンは今、下からの強烈なプレッシャーを受ける立場に置かれている。

今季フェラーリの控えドライバーに迎え入れられた23歳のイタリア人ドライバー、アントニオ・ジョビナッツィが来季ライコネンに代わってフェラーリの正ドライバーに昇格するのではないかとうわさされているのだ。

昨年、F1直下の下位カテゴリーであるGP2でランキング2位となったジョビナッツィだが、メルボルンで行われた今季のF1開幕戦オーストラリアGPでは、急きょ土曜日からザウバーにレンタルされ突然のF1デビューを飾っていた。

ジョビナッツィは、メルボルンでの予選でもザウバーで3年目を迎える先輩チームメートのマーカス・エリクソンに肉薄する予選タイムを刻み、決勝でも安定した走りで12位完走を果たすという活躍を見せており、その評価がさらに高まりを見せている。

現在のライコネンとフェラーリの契約は1年契約となっており、現時点ではまだライコネンが来季もフェラーリに残留できるかどうかはまったく分からない状況だ。

■必要とされるうちはF1を続ける

だが、ライコネンは、仮にフェラーリでなくとも来季以降もF1に残留したいと考えていることを示唆し、『Speedweek(スピードウィーク)』に次のように語った。

「ドライビングを楽しむことができ、僕の仕事が求められるうちは、F1にとどまるつもりさ」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック