NEXT...F1開催スケジュール

ロバート・クビサ F1復帰の可能性を示唆

2017年04月05日(水)16:55 pm

元F1ドライバーのロバート・クビサが、今ではF1復帰も考えられるほどにまで回復していると主張した。

■大けがを克服し今季はWECに参戦

ポーランド人初のF1ドライバーとして2006年にBMWザウバーからF1デビューを飾ったクビサだが、ロータスに在籍していた2011年のF1シーズン開幕前にラリーで大クラッシュを喫し、大けがを負ってしまっていた。

その後クビサはラリードライバーとしてモータースポーツに復帰し、今年はWEC(世界耐久選手権)でついにサーキットレースに復帰することになっている。

2011年の事故では当初生命さえ危ぶまれ、腕の切断の危機にもひんしていたクビサ。ラリーでレーサーとして復活を遂げたときにも、まだ腕や手指の動きが完全ではなく、狭いF1カーのコックピットでドライブすることは無理だと明かしていた。

■2年前より可能性が膨らんだ

だが、32歳となったクビサは、今ではF1への復活も単なる「夢」ではなく、実現可能なところまできたと母国ポーランドの『Gazeta Wyborcza(ガゼタ・ヴィボルチャ)』紙に次のように語った。

「今のところは復帰を考えたりはしていないよ。だけど、僕にとってはもう終わってしまったことではないんだ」

「2年前よりも今のほうが可能性はありそうだよ。いつの日か、僕の忍耐が報われるときが来るんじゃないかな」

そう語ったクビサは、次のように付け加えている。

「確実になるまでは、何も話すつもりはないよ」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック