フェルナンド・アロンソは、マクラーレン・ホンダが苦しいスタートをすることになった3年目のシーズンへ、迅速な対応を期待していることを明らかにした。
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2度の世界チャンピオンであるアロンソは、今シーズンはフロント争いを望んでいたが、F1開幕戦オーストラリアGP予選では13位だった。
それはホンダエンジンが信頼性が低く、競争力がなかったF1開幕前テストの結果と同じ状態だ。
「チームの大きな変化、大きな反撃を期待している」
「我々は今シーズン通して13番手にはならないだろう。または、僕はそうではないだろう」
今週末ここまでは、F1開幕前テストから進歩したが「十分ではない」という。
「僕たちはマクラーレン・ホンダだ。僕らは表彰台やトップ5に入らなければ時間を失うだけだ」
■テストでは7回のエンジン交換
過去2年間は困難なシーズンを過ごしてきたが、今シーズンはコンストラクターズチャンピオンシップで大きな前進を見込んでいる。
しかし、シーズン前のテストでエンジンを数回交換する必要があった。メルセデスは1回もトラブルがなかったが、フェラーリは1回、ホンダは7回ものエンジントラブルが起こっていた。
■ホンダ、良い仕事をしなければ
今週末は信頼性の問題は起こっていないが、パフォーマンスに影響を及ぼす振動の問題があり、他のエンジンと比べてパワー不足だ。
これについて長谷川祐介ホンダF1プロジェクト総責任者は、次のように述べた。
「我々が素晴らしい仕事をしなかったので、良い仕事をする必要があります」
「私たちがいつ、もっとパワーを得られるのかというのは私は保証できませんが、可能な限り速やかに新しい仕様を投入しようとしています」
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