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ベッテル「メルセデス移籍のうわさに惑わされることはない」

2017年03月24日(金)20:44 pm

2018年シーズンに向け、メルセデスAMGがかなり真剣にセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)の獲得を狙っているようだとのうわさがささやかれている。

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だが、ベッテルはその可能性を否定するようなコメントを行った。

■来季に向けて大物ドライバーの獲得合戦も

2016年のF1チャンピオンとなったニコ・ロズベルグが電撃引退を発表したことで、メルセデスAMGは急きょウィリアムズからバルテリ・ボッタスを引き抜いて今季ルイス・ハミルトンのチームメートに据えた。

しかし、メルセデスAMGはボッタスと2017年の1年契約しか結ばなかったことが明らかとなっている。そしてメルセデスAMGを率いるトト・ヴォルフ(エグゼクティブディレクター)も、ベッテルやフェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)の現在の契約が今年で満期を迎えることから、2018年に向けたドライバー市場は興味深いものとなるだろうと公言している。

■現在は何も考えていないとベッテル

ベッテル本人も、自分の契約が今年で満期を迎えることからそういううわさがささやかれるのは不思議なことではないと母国ドイツの『Auto Bild(アウト・ビルト)』に次のように語った。

「部外者の立場から見れば、それは理解できるよ」

「だけど、僕の現在唯一の目標はフェラーリとともに前に進み続けることなんだ。だからそんなことで心を乱されるようなことはないよ。成功するためには一歩ずつ歩んでいくことが必要だからね」

そう語ったベッテルは、「成功のための近道なんてないのさ」と付け加えると、現時点では契約に関することは「全く考えてもいない」と主張した。

■ベッテル残留のカギはフェラーリの競争力次第か

だが、スイス出身の元F1ドライバーであり、現在はF1解説者を務めるマルク・スレールは、ベッテルもそのうち契約問題を考えるようになるだろうと次のように語っている。

「フェラーリでの3年目が彼を成功に導くことがなければ、彼は市場に出る(他チームへの移籍チャンスを探す)ことになるよ」

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