2017年F1第1戦オーストラリアGPが3月24日(金)、アルバート・パーク・サーキット(1周/5.303km)で開幕。現地時間16時(日本時間14時)から行われたフリー走行2回目でメルセデスAMGのルイス・ハミルトンがトップタイムを刻んだ。
●【P2結果】2017年F1第1戦オーストラリアGPフリー走行P2
セッションが開始されて20分ほどが経過したところでルノーのジョリオン・パーマーが今季最初のクラッシュを演じてしまう。ドライバーにけがはなかったものの、これによりセッションは赤旗中断となる。
90分のセッションが折り返し点を迎えるころから、各ドライバーが一番軟らかいウルトラソフトタイヤでの予選シミュレーションを開始。ハミルトンが安定した速さを見せ、昨年のポールポジションタイムを上回る1分23秒620のトップタイムを刻む。ハミルトンは盤石の強さでフリー1に続いてトップに立った。
2番手にはハミルトンから約コンマ5秒遅れでフェラーリのセバスチャン・ベッテルがつけ、3番手にメルセデスAMGのバルテリ・ボッタス、4番手にフェラーリのキミ・ライコネンが続く形となった。
ハミルトンとベッテルの間にはいまだかなりの差があるものの、セッションが進むにつれてフェラーリ勢もさらにペースを上げてきそうだ。
レッドブル勢はダニエル・リカルド(レッドブル)が5番手、マックス・フェルスタッペンが6番手だった。
7番手はトロロッソのカルロス・サインツ、8番手にハースのロマン・グロージャン、9番手にルノーのニコ・ヒュルケンベルグ、10番手はトロロッソのダニール・クビアトだった。
マクラーレン・ホンダ勢は、トータル19周を行ったフェルナンド・アロンソが全体の12番手につけた。フリー1よりも2つ順位を上げたものの、トップ10に割り込むことはできなかった。
一方フリー1でトラブルを抱えていたストフェル・バンドーンはこのセッションでは順調に33周をこなしている。しかし、タイムは17番手にとどまっている。
F1オーストラリアGPフリー走行3回目は、明日の日本時間12時から始まる。
●【P2結果】2017年F1第1戦オーストラリアGPフリー走行P2
●【P1結果】2017年F1第1戦オーストラリアGPフリー走行P1