今週末、オーストラリアのメルボルンでついに2017年のF1シーズンが開幕を迎える。
そして、その開幕戦F1オーストラリアGP(26日決勝)がホームレースとなるダニエル・リカルド(レッドブル)にいい知らせが届いたようだ。
■ルノーパワーユニットの信頼性問題が解決
バルセロナで行われた今年のF1シーズン前テストでは、レッドブルが搭載するルノー製パワーユニットが信頼性の問題を抱えてしまい、シーズン開幕を迎えるにあたっての不安材料となっていた。
だが、リカルドが22日(水)に地元オーストラリアでメディアに語ったところによれば、ルノーはこの問題をすでに解決したのだという。
ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、「バルセロナでは、ルノーを搭載するチームはテスト中ほとんどの時間においてパフォーマンスを抑え気味にするしかなかった」と報じていたが、どうやらメルボルンではルノーパワーユニットも最大限のパフォーマンスを発揮することが期待できそうだ。
■タイトル争いに加わる自信もあるとリカルド
もちろん、ルノーパワーユニットを搭載するチームの中で最も競争力が高いのはレッドブルだ。バルセロナでのテストでは、ライバルのメルセデスAMGやフェラーリに対してコンマ数秒遅いタイムでしか周回できていなかったレッドブルだが、メルボルンではその本当の力を見せることができるかもしれない。
地元オーストラリアの『Fairfax Media(フェアファクス・メディア)』から、2017年にF1タイトル争いができるという自信はあるかと尋ねられたリカルドは、「自信たっぷりさ」と答え、次のように付け加えた。
「もし(トップ争い)集団に入っていけるようなパッケージさえあれば、間違いなくそうできると感じているよ」