かつて長期にわたってマクラーレンのチームマネジャーを務めていたジョー・ラミレスが、フェルナンド・アロンソのマクラーレン・ホンダへの我慢がそのうち限界を迎えるは間違いないだろうと語った。
●【マクラーレン・ホンダ】アロンソ「勝てない理由はひとつ。それはホンダだ」
■マクラーレン・ホンダはばん回を示すはず
バルセロナで行われたF1シーズン前公式テストの結果を見たラミレスがマクラーレン・ホンダは今年も厳しいシーズンを迎えることになりそうだと語ったことが最近報じられていた。
だが、このほどラミレスは、かつて自分が所属していたチームはばん回を見せるだろうとスペインの『AS』に次のように語った。
「私は少し楽観的でいたいと思っているんだ。私は彼らならやれると思っているよ」
「最初の3レースか4レースは厳しいものになるだろう。だが、彼らはそのうち問題を修復し、戦える状態になるだろうと思っている」
■アロンソはいつか忍耐を失うだろう
だが、そう語ったラミレスも、今年で3年目を迎えるマクラーレン・ホンダのプロジェクトがまた期待を裏切るようなものとなれば、今季限りで契約が満期を迎えるアロンソがどういう動きに出るかは分からないと次のように付け加えた。
「彼(アロンソ)は辛抱に辛抱を重ねてきている。実際のところ、彼の態度は称賛に値するものだよ。だが、もちろんすべてのことには限界があるし、私は、どこかの時点で彼が忍耐を失ってしまうだろうと見ているよ」