ホンダ「世界一のエンジン」になるには?

天才ニューイが大きく変える?F1開幕戦オーストラリアGPのレッドブルには要注目

2017年03月14日(火)19:29 pm

レッドブルの技術最高責任者であり、天才F1カー設計者との評価も高いエイドリアン・ニューイが、開幕戦で素晴らしい空力パーツを投入してくるかもしれない。

●見苦しい空力パーツは禁止すべきだと元F1ドライバー

そう考えているのはスイス出身の元F1ドライバーであり、現在はドイツのテレビ局でF1解説者を務めているマルク・スレールだ。

■それほど目立たなかったテストでのレッドブル

2回に分けてバルセロナで行われた今季のシーズン前テストでは、フェラーリとメルセデスAMGが速さと安定感を示したものの、メルセデスAMGの最大のライバルとなるだろうと言われていたレッドブルがそれほど輝いて見えることはなかった。

今季は昨年までよりも空力効果の重要度が高くなるため、その分野で非常に大きな実績を持つニューイが手掛けたレッドブルF1カーが強さを発揮するだろうと言われていた。それだけに、バルセロナテストの結果を意外だと受け止めている者も少なくない。

■開幕戦でレッドブルが新パーツ投入?

スレールも、シーズン前テストでのレッドブルの印象についてドイツのテレビ局『Sky(スカイ)』に次のように語った。

「レッドブルのクルマは驚くほど単純なデザインが施されている」

「それは、ルノーエンジンを搭載するレッドブルがメルセデスのパワーに対抗することができないということが分かっているため、その(保守的な)作戦にかけようと考えていることを示唆するものかもしれない」

「その一方で、エイドリアン・ニューイが見事な改良パーツをメルボルン(開幕戦オーストラリアGP/26日決勝)に持ち込んでくる可能性もある」

果たして、メルボルンに登場するレッドブルの2017年型車RB13に何か大きな変化があるのかどうか、注目が集まることになりそうだ。

■今年はザウバーの最下位が濃厚

一方、スレールはドイツ期待の若手ドライバーであるパスカル・ウェーレインも今季は厳しいシーズンを迎えることになるだろうと予想している。

昨年、マノーからF1デビューを飾ったメルセデス所属ドライバーのウェーレインだが、今季はザウバーへと移籍している。だが、ザウバーも恒常的な財政難に苦しみ、近年は中堅というよりは最下位争いグループに位置しているのが現状だ。

ザウバーは2016年シーズンも第19戦が終わった時点ではノーポイントのままで、ウェーレインが1ポイントを稼いでいたマノーの下(最下位)につけていた。第20戦ブラジルGP決勝で雨を味方につけたブラジル人ドライバーのフェリペ・ナッセが9位に入賞したことで何とかマノーを逆転することができたものの、2016年に獲得できたのはわずかにその2ポイントだけだった。

そして最大のライバルであったマノーが消えた今季、ザウバーが最下位に沈む可能性が高くなっているのは確かだろう。

スレールはウェーレインとザウバーについて次のように語った。

「パスカルの背中のけがは回復した。だが、ザウバーは同じようなわけにはいかないだろう。彼らは昨年型のフェラーリエンジンを使っている。だが、フェラーリを始め、ほかのチームはすべて新しいエンジンでさらに進歩を遂げているよ」

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