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ルノー、マクラーレン・ホンダに触れず・・・中団グループ混戦も「開発ペースは負けない」

2017年03月14日(火)5:15 am

ルノーF1が、2017年シーズンはまだトップ争いに加わることは無理だとしても、中団グループの中では十分に戦えるという自信を持っているようだ。

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2015年シーズン後にぎりぎりのタイミングでロータス買収を決めたルノー。本来メルセデス製パワーユニット搭載用に設計されていたロータスF1カーに急きょルノーパワーユニットを搭載した妥協の産物とも言えるF1カーで戦ったフルワークス参戦再開初年度の2016年は、コンストラクターズランキング9位という成績に終わってしまった。

■中団グループの中ではトップだとルノー技術責任者

だが、ルノーのエンジニアリング責任者であるアラン・パーメインは、2度にわたってスペインのバルセロナで行われた公式シーズン前テストを終えて次のように語った。

「トロロッソ(ルノーパワーユニット搭載)とともに、我々はわずかだがフォース・インディア(メルセデス搭載)、ハース(フェラーリ搭載)の上に位置している」

■開発ペースでは負けない

実際のところ、バルセロナでのテストを終えた時点ではメルセデスAMG、フェラーリ、レッドブルの3強チームに続いて、メルセデスパワーユニットを使用するウィリアムズが単独4番手につけるのがほぼ確実だと見られている。そして、5番手以下についてはかなりの混戦状態であり、ほぼ一線に並んでいると考えられている。

しかし、パーメインはその中団グループの中で頭一つ抜け出すのはルノーになるはずだと次のように語った。

「私は、トロロッソ、ハース、そしてフォース・インディアが我々の開発ペースに追い付いてこられるとは思っていないよ」

パーメインが考える中団グループの中には、マクラーレン・ホンダとザウバーは入っていないようだ。

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