3月11日(土)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第3戦ラリー・メキシコの競技3日目デイ3がレオンを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing WRTのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)は、前日よりもふたつ順位を上げ総合6位に浮上した。
また、ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC #11号車)は、ラトバラとわずか0.3秒差の総合7位で長い1日を走りきった。
■トミ・マキネン(チーム代表)
「チームスタッフの素晴らしい働きにより、昨日発生したエンジン温度上昇の問題は解決されました。
しかし、今日はタイヤ選択とパンクによりやや遅れをとってしまいました。ヤリ-マティとミーカは彼らができる中で最善を尽くして戦い、ユホは体調不良にも関わらずよく頑張ったと思います。
明日はラリー最終日となりますが、2台揃って完走し、ドライバーズポイントとマニュファクチャラーズポイントの両方を獲得する事が我々の目標です。すべての状況を考えると、我々の今日までの戦いには満足しています」。
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