2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第3戦ラリー・メキシコのデイ1で首位を獲ったTOYOTA GAZOO Racing WRTのユホ・ハンニネン。
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雪の多いモンテカルロとスウェーデンでは、木に激突するなど苦戦を強いられたが、メキシコのデイ1では首位発進となった。
ユホ・ハンニネンはどういう人物なのだろうか?トヨタが公開しているユホ・ハンニネンのインタビュー動画の中で、彼のラリー人生、そしてトヨタのプロジェクトの大きさとトミ・マキネン代表、マシンについて語っている。
■マキネンのことはよく知らなかった
ハンニネンはトヨタのプロジェクトに加入する前はトミ・マキネン代表のことをあまり知らなかったという。
しかし、親しくなってからは、このプロジェクトがどれだけ大きいか、そしてそれはマキネン代表の野望のようなものだと分かったという。
マキネン代表は、自分の意見は言うが、チームの雰囲気を大事にしているという。マキネン代表が一番大切にしていることが「雰囲気」だといい、仕事を進めていく上でそれがとても心地良いようだ。
■マシンは良い
マキネン代表が良い雰囲気を大切にする中、トヨタは十分な準備期間を経てWRCに復帰した結果、良いマシンに仕上がっているのは「保証する」と断言した。
第2戦ラリー・スウェーデンでは、自身は苦戦したものの、チームメートのヤリ-マティ・ラトバラが優勝しており、マシンのポテンシャルは高いことが証明された。チームの雰囲気はますます良くなる中、ハンニネンの活躍にも期待が高まる。
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