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【マクラーレン・ホンダ】電気系の問題を解明できず・・・「F1開幕まで残り2週間で改善目指す」

2017年03月11日(土)19:54 pm

スペイン・バルセロナでのプレシーズンテスト最終日、マクラーレン・ホンダは断続的に起こる電気系の問題に悩まされる一日となった。

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最終日はフェルナンド・アロンソが走行したが、午前のセッションでショートラップの最中に電源が落ちる事象が2度発生。現段階では、昨日ストフェル・バンドーンに発生した問題と同じものであるかは分かっていない。

木曜日の夜、チームは夜通しでパワーユニット、シャシー双方で多くの電装系部品を交換したが、問題の解決には至らなかった。金曜日午前の走行でも、原因を絞り込んで明らかにするために、走行ごとにさらなる部品交換を行った。チームは午後にはコース復帰すべく、さらに時間を要する大幅な変更を行うことを決定した。

アロンソは午後3時40分に走行を再開。中断の多い一日だったが、計43周を走行し、空力テストとセットアップ変更、タイヤの確認に取り組んだ。チームはテストで得た情報を分析してメルボルンへ向けた準備を進めるべく、拠点へ戻っている。

マクラーレン・ホンダは、原因が分からないという大きな不安要素を抱えたままテストを終了した。

■エリック・ブーリエ、レーシングディレクター

「プレシーズンテストの最終日でしたが、期待通りの一日とはなりませんでした。昨日の電気系の問題が尾を引き、電源が落ちてしまう原因を解明するために、一日中さまざまな箇所の変更に取り組みました。
 
この2週間のテストで多くの問題が起こりましたが、マシンの理解は着実に進んでおり、解決すべきことも分かっています。もちろん一晩で解決できるような問題ではありませんが、残り2週間という期間で、オーストリアに向けてマクラーレンとホンダともに改善できればと思っています。
 
チームの全員は、日々前進すべく、献身的に働いてくれました。みんなが見せてくれた懸命な努力と情熱を心から誇りに思います。今回のテストは厳しいものとなりましたが、正しい方向に進むための解決策を見つけるため、モチベーションを高く保っています」

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