フェルナンド・アロンソは、マクラーレン・ホンダが新シーズンへ向けて難しいスタートを切ったが、2014年にレッドブルが復活を果たしたことからインスピレーションを得て、「即時対応」の必要性を強調した。
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アロンソは、2014年のレッドブルとルノーの例を挙げて、ホンダとマクラーレンの両方がこのような困難を克服できると主張している。
2014年は、それまでのV8自然吸気エンジンから現在のパワーユニットが導入され、シリーズを4連覇していたレッドブルとセバスチャン・ベッテルが苦戦。しかし、7戦目のF1カナダGPでダニエル・リカルド(レッドブル)がF1キャリア初勝利を挙げ、全19レースで合計3勝を挙げた年だった。
アロンソはスペインのジャーナリスト達の取材に応じ、わずか46周の走行に留まった水曜日をこう振り返った。
「今は秘密はないよ。僕らは満足している、すべてがうまくいく、とは言えない」
「パワーユニットには1つの問題しかない。信頼性がなくパワーがない。
「僕らはプログラムを完了していないので、毎朝計画している周回数を走れていない。理想とはほど遠い状況だ」
一方で、これはただの冬のテストだ。僕は2014年を覚えているよ。レッドブルは冬のテストで7周くらいしかできなかったのに、その年の2〜3戦で優勝したんだ。だから言えることは、シーズンは十分に長いし、逆襲する時間があるということだ」
「しかし、これは冬のテストであり、それはそれだ。推測でオーストラリアについて心配することはない。チームは十分なレベルで戦える状態にある。唯一の疑問は、どれくらいのパワーがあるのかだ...」
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