マクラーレンのエリック・ブーリエ(レーシングディレクター)が、日増しに強くなるマクラーレンとホンダの関係悪化のうわさに関し、その火消しに動いた。
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■ホンダと手を切るつもりなどない
今季2回目のF1公式シーズン前テストが開始された7日(火)のバルセロナでホンダパワーユニットがまたもトラブルを抱えたことで、マクラーレンとホンダの間には非常に大きな緊張感が生まれていると報じられた。
しかし、ブーリエは、マクラーレンとホンダがたもとを分かつ可能性もあるのかと尋ねられると、次のように主張した。
「我々には契約があるんだ。長期にわたる契約がね。今は理想的とは言えない時期を迎えているものの、それをベースとして築き上げていきたいと望んでいる」
「まじめな話、我々はそんなことは考えてもいないよ。たとえ困難に直面していようと、関係解消など話題にも上っていないよ」
■新エンジンでは問題解決できるはず
2017年のシーズン前テストで満足な走行ができていないことで、マクラーレン・ホンダのファンも忍耐の限界に来ているだろうということは認めつつ、ブーリエは現在の状態は2015年のときほどひどいものではないと『Auto Bild(アウト・ビルト)』に次のように続けた。
「我々はこの問題を解決することができると分かっている。我々はお互いにパートナーを信頼することができなくてはならないし、我々は実際にそうしている」
「オーストラリア(開幕戦/26日決勝)には新しいエンジンを持ち込むし、すべての問題が解決されることを期待しているよ。私がまだ分からないことは、それ(新エンジン)を今週手にすることができるかどうかだ」
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