今季もウィリアムズで現役を続行することになったフェリペ・マッサが、メルセデスAMGの技術責任者を務めていたパディ・ロウがウィリアムズに加入することになるのは確かだと認めた。
■ウィリアムズ加入が確実視されているロウ
ウィリアムズでF1エンジニアとしてのキャリアをスタートしたロウは、その後マクラーレンを経て2013年からメルセデスAMGの技術担当エグゼクティブディレクターを務めていた。
しかし、今年1月にメルセデスAMGがロウの離脱を正式に発表。ロウが今後ウィリアムズに加入するのはF1関係者の間ではすでに公然の秘密となっている。
だが一方で、ロウとウィリアムズとの間でその肩書や実際の役割、さらにはチームの株式取得などの点についてまだ完全に合意に至っていないようだとの報道も行われている。
■いつ仕事を始めるのかは知らないとマッサ
「彼(ロウ)がいつから仕事を始めるのか、僕は知らないんだ。3月1日からじゃないかと思っていたんだけど、まだ彼の姿は見ていないよ」
ロウについて母国ブラジルの『Globo(グローボ)』にそう語ったマッサは、次のように付け加えた。
「僕に言えることは、彼はこのチームにとって非常に重要な人物になるだろうってことだけだよ」