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ウェーレイン、2回目のシーズン前テスト参加が確定

1月にアメリカのマイアミで行われたROC（レース・オブ・チャンピオンズ）でクラッシュを喫し、首を痛めてしまったパスカル・ウェーレイン（ザウバー）は、2月27日から4日間にわたってバルセロナで行われた今季最初のF1公式シーズン前テストを欠場していた。

■青信号がついたとウェーレイン

だが、このほど医師によって行われた診断の結果、7日（火）から同じバルセロナで行われる2回目のテストには参加できることになったようだ。

ウェーレインは6日（月）に、自身のツイッターに次のように書き込んでいる。

「明日に向けて青信号がともったよ！　コースに出るのが待ちきれないよ！」

ザウバーでは7日（火）と9日（木）をウェーレインが、そして8日（水）と最終日の10日（金）をチームメートのマーカス・エリクソンが2回目のテストを交代で担当することになるようだ。

■フェラーリの控えに専念するとジョビナッツィ

一方、ウェーレインの復帰により、最初のテストで代役を務めていたアントニオ・ジョビナッツィ（フェラーリ／リザーブドライバー）に関してはお役御免ということになる。

そのジョビナッツィは、自分が今年集中すべき仕事はフェラーリの控えドライバーとしての役割だと『Speedweek（スピードウィーク）』に次のように語った。

「僕はサードドライバーだから、レース週末には（チームに）ついていくし、そこで様子をみることになるよ」

だが、やはり実際にクルマに乗ることができないという立場は、少しばかり残念なことであるのは確かなようだ。2016年にGP2シリーズをランキング2位で終えたジョビナッツィは、次のように付け加えた。

「以前よりはもっとつらくなりそうだね。パドックにいながら、アドレナリンはそれほど出ないからね」