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マッサ「チャンスがあれば2018年もF1に残る」

2017年03月06日(月)18:35 pm

ウィリアムズのフェリペ・マッサが、2018年もF1で走る可能性を否定しなかった。

2016年シーズン限りでのF1引退を表明していたマッサは、2016年シーズン第20戦として行われた母国レースのF1ブラジルGPでファンに別れを告げると、最終戦アブダビGP後には家族とともに長い休暇に入っていた。

ウィリアムズでは、そのマッサの後任に18歳のランス・ストロールを起用することを決めており、2017年には当初バルテリ・ボッタスとそのストロールのコンビで臨むことになっていた。

ところが、最終戦で2016年のF1ドライバーズタイトル獲得を決めたニコ・ロズベルグが突然の引退表明を行ったことで事態が急転。ボッタスがメルセデスAMGへ移籍するのに伴ってウィリアムズが経験のあるマッサにもう1年走ることを要請し、マッサがこれを受け入れて現役を続行することになったのだ。

そのマッサは、2018年にもF1に残る可能性はあるのかと尋ねられると次のように答えた。

「もしとどまることができれば、もし体調もよく、戦えると感じ、いいチャンスがあれば、恐らくとどまることになるだろうね」

そう語ったマッサだが、2016年でF1を引退していたとしても、レースの世界から完全に身を引くつもりはなかったようだ。最近、ジャガーチームのフォーミュラEマシンのテスト走行を行ったマッサは、次のように語った。

「フォーミュラEも選択肢のひとつだったんだ。だけど、僕はまだ決断をしていなかった。来年以降どうするか、まだ何も考えていないよ」

「僕が(フォーミュラEと)契約を結んだという記事を読んだよ。だけど、正直に言って何もなかったんだ」

「テストはいい感じだった。もちろん、F1とはかなり違うものだったよ。クルマはまったく違うし、いろんな意味で物の考え方もまったく違うんだ」

今年の4月には36歳となるマッサ。現役ドライバーの中ではフェラーリのキミ・ライコネン(37歳)に次ぐ年長ドライバーとして今年は通算15年目のF1シーズンを迎えることになる。

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