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ピレリ、2020年以降の供給に関する議論は時期尚早

2017年03月06日(月)16:45 pm

公式F1タイヤサプライヤーであるピレリの責任者が、2020年以降もF1へのタイヤ供給を続けるかどうかを検討するにはまだ早すぎると語った。

アメリカのリバティ・メディアがF1の新オーナーとなって以来、いくつかのサーキットがすでに現在の開催契約を延長したとのニュースも伝えられている。

■現在のF1タイヤ供給契約は2019年まで

これまで3年ごとにF1タイヤ供給契約を更新してきているピレリは、昨年に2017年から2019年まで契約を更新している。

今季、これまでのものより25%ほどワイド化された新たなF1タイヤ供給を開始することになっているピレリだが、2020年以後もF1タイヤ供給を行う計画をしているかと質問されたモータースポーツ責任者のポール・ヘンベリーは次のように答えた。

「まだ今シーズンのレースも始まっていない。だから、わが社のレベルにおいてさえ、その問題を議論するのはまだ早すぎるよ」

■検討開始は来年初旬

ヘンベリーは、リバティ・メディアという新オーナーを迎えたF1が今後どのように運営されていくことになるのか様子を見たいと次のように続けた。

「まず、我々としてもこのスポーツの方向性を理解する必要がある。ルールがどのように変わっていくのか、選手権がどういう様相を呈することになりそうか、等々についてね」

「そして、チームの契約は2020年まで有効だ」

「私は、これらすべての問題についての議論は2018年初旬に始められることになると確信しているよ」とヘンベリーは結んでいる。

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