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新ウェットタイヤのテストを受け、改善を誓うピレリ

2017年03月05日(日)19:34 pm

F1にタイヤを供給するピレリは、ウェットタイヤの改善を続けると話している。

2017年最初のシーズン前テストがバルセロナで行われ、最終日は放水車を使ってサーキットに何千リットルもの水をまき、新しいウェットタイヤをテストした。

このテストを終えて、ピレリのモータースポーツ責任者であるポール・ヘンベリーは、次のように話した。

「コンディションは常に変化している。それでもタイヤのウォームアップに問題があることは分かる。したがって、われわれは今後も解決法を探していく」

■ウェットタイヤを試したドライバーの反応

テストの前日、ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)は「肉離れのフリ」をして休もうかなとジョークを飛ばしていたが、当日は電気系統のトラブルが起きたという理由で走行しなかった。

一方、昨年ピレリのウェットタイヤに批判的だったフェラーリのキミ・ライコネンは、この日90周以上走行した。

ライコネンは、ウェットタイヤは改善したかという質問に次のように答えている。

「なんとも言えないね。コースをぬらして作ったコンディションは、雨が降ったときと同じにはならない。だから彼らも大変だ」

「きちんとしたテストなしでウェットタイヤを作るのは難しい」

■「昨年に比べれば進歩」とグロージャン

この日走行したハースF1のロマン・グロージャンは、ウェットタイヤについてこう話した。

「ピレリタイヤは進歩したと思う。でも、インターミディエートは1周で効率が下がったから、何か手を打つ必要がある」

「ただ、全体としては昨年に比べれば進歩したよ」

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