2月27日(月)から3月2日(木)までの4日間、第1回F1シーズン前テスト(バルセロナ・カタルーニャサーキット)が行われた。
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4日間合計のスピードトラップを見てみると、ザウバー、ハース、レッドブルが330km/hを超えている。ザウバーは2016年型フェラーリを積んでいる。フェラーリとメルセデスもさすがのスピードだ。
気になるのは、トロロッソとマクラーレン・ホンダだ。トロロッソはルノーのパワーユニットに、マクラーレンはホンダのパワーユニットにトラブルが発生していたためか、320km/hにも到達していない。おそらく、出力パワーを抑えて耐久性を重視し、貴重な走行時間をシャシーの空力評価に重点を置いたためだと思われる。
参考までに、2016年のF1スペインGP予選のスピードトラップは、最高スピードがマノーのパスカル・ウェーレインで341.5km/h、最も遅かったのはルノーのジョリオン・パーマーで327.5km/hだった。マクラーレン・ホンダはジェンソン・バトンが329.3km/hで18番手、フェルナンド・アロンソが327.7km/hで21番手という速度だった。
■第1回合同テスト・スピードトラップ
P | チーム | スピードkm/h |
---|---|---|
1 | ザウバー | 332.3 |
2 | ハース | 331.2 |
3 | レッドブル | 330.2 |
4 | フェラーリ | 328.2 |
5 | メルセデス | 327.2 |
6 | ウィリアムズ | 324.3 |
7 | ルノー | 324.3 |
8 | Fインディア | 321.4 |
9 | トロロッソ | 317.6 |
10 | マクラーレン | 314.8 |
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