2日(木)、F1シーズン前テスト(バルセロナ・カタルーニャサーキット)の4日目、午前中の走行を終え、キミ・ライコネン(フェラーリ)がトップタイムを記録した。
■フェラーリとレッドブル、ウェットで好調
4日間の最終日となったこの日は、コース上を散水車により人工的にウェット状態にし、ピレリのウェットタイヤとインターミディエイトタイヤ初のテストとなった。
ウェットタイヤではフェラーリのライコネンとマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が1分40秒台を記録した。
また、路面は徐々に乾いていくというコンディションの中、インターミディエイトではフェルスタッペンが1分29秒台を記録した。
その後ドライ路面になって、ライコネンがトップタイムを記録。2番手にはロマン・グロージャン(ハース)、3番手にはストフェル・バンドーン(マクラーレン・ホンダ)が入った。
■ウィリアムズ、走行断念
前日、新人ランス・ストロールがクラッシュしたウィリアムズは、ダメージが大きく修復が間に合わずに最終日の走行を断念。貴重なウェットタイヤのテストを逃すことになった。
■メルセデスにもトラブル
これまで大きなトラブルもなく順調だったメルセデスだが、電気系トラブルによりウェットタイヤのテストができず、ドライ路面になってからやっと走行できた。
また、トロロッソはルノーのパワーユニットのトラブルにより1周で終えた。
■合同テスト4日目午前中タイム
P | ドライバー | チーム | タイム | GAP | 周 | PIT |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ライコネン | フェラーリ | 1:22.305 | - | 45 | 14 |
2 | グロージャン | ハース | 1:22.739 | 0.434 | 49 | 11 |
3 | バンドーン | マクラーレン | 1:23.918 | 1.613 | 35 | 9 |
4 | フェルスタッペン | レッドブル | 1:23.920 | 1.615 | 43 | 11 |
5 | ペレス | Fインディア | 1:24.893 | 2.588 | 25 | 6 |
6 | ヒュルケンベルグ | ルノー | 1:24.974 | 2.669 | 51 | 6 |
7 | ジョビナッツィ | ザウバー | 1:25.037 | 2.732 | 37 | 4 |
8 | ボッタス | メルセデス | 1:36.512 | 14.207 | 12 | 7 |
9 | クビアト | トロロッソ | - | - | 1 | 1 |