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【マクラーレン・ホンダ新車発表】ホンダF1長谷川「パワー向上を実現した」

2017年02月24日(金)20:34 pm

McLaren-Honda(マクラーレン・ホンダ)は、3月24日(金)にオーストラリアで開幕する2017 FIAフォーミュラ・ワン世界選手権(以下、F1)の参戦に先立ち、新型マシン「MCL32」を公開した。

■「Honda RA617H」は、新たなコンセプト

このMCL32に搭載した新型パワーユニット「Honda RA617H」は、新たなコンセプトのもと、低重心化と軽量化を図り、内燃機関(ICE)のさらなる出力向上を実現している。

なお、チームは2月27日(月)から始まるスペイン・バルセロナでのテストで、実戦に向けた調整を行う。

■長谷川 祐介(株式会社本田技術研究所 主席研究員 F1プロジェクト総責任者)のコメント

「過去2シーズンで得た経験を基に、2017年シーズンはパワーユニットのコンセプトを大きく変更しました。新型のRA617Hは、すべての主要コンポーネントの見直しを図り、低重心化と軽量化、ICEのパワー向上を実現しています。

また、レギュレーション変更に伴い刷新されたシャシーとのマッチングを図るため、オフシーズンを通してMcLarenと一体になり開発を進めてきました。

マシン全体での変更点が多いため、パワーユニットを初めてシャシーに載せて走るバルセロナテストは、パッケージ全体がどう機能できるかを検証する場として非常に重要になります。

まだ上位陣との差はあると思っていますが、ここ2年間、我々は目覚ましいスピードで成長を遂げてきました。3年目に入るMcLarenとのパートナーシップも、日々強固なものになってきていると実感しています。これからも進化のスピードを緩めることなく、目標に向けてMcLarenとともに前進していきます」

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