ルノーが、将来的にはスペイン人ドライバーを自分たちのF1カーに乗せたいと考えていることを認めた。
昨年、トロロッソに所属するスペイン人ドライバーであるカルロス・サインツにオファーを出していたことが明らかとなっているルノーだが、今週スペインの大手保険会社であるマフレ社(Mapfre)が新たにルノーのスポンサーに加わったことが明らかとなった。
スペインの『Marca(マルカ)』から、次のステップはスペイン人ドライバーの獲得かと質問されたルノーのマーケティング責任者ティエリー・コスカスは、「どんなことだってあり得るよ」と答え、次のように続けた。
「もちろん、スペイン人ドライバーを乗せたいと思っているが、中国から1人、ブラジルから1人、そのほかの主要国からも1人欲しいところだね」
「ルノーにとってスペインが非常に重要だというのは事実だ。昨年、個人向け乗用車の中では我々がトップだったし、ルノーというブランドはスペインでは非常に強いんだ」
そう述べたコスカスは、次のように付け加えた。
「だから、それが一つの要素ではある。だが、ドライバーを選ぶ一番の基準は、いい成績を残せるかどうかだがね」