フェルナンド・アロンソの長年のフィジオ(物理療法士)は、F1をやめるとは思っていないという。
35歳のアロンソは、マクラーレン・ホンダとの契約の最終年を迎えており、2017年が楽しめるものでなければF1ヘルメットを置く(引退する)と度々警告していた。
しかし、フィジオ兼コ・トレーナーのファブリツィオ・ボッラは、スペインのラジオ『Cadena Cope』に次のように語っている。
「彼のF1最後のシーズンと思うようなフェルナンドを見たことがないよ」
「彼は初年度のように非常に頑張っている。私は彼をとても落ち着かせて、動機づけることができる」。
マクラーレンの新しいボスとなったザク・ブラウンは、今年中の優勝は難しいという見通しだが、ボッラによると、アロンソはいつも各シーズン同じ準備をしていると語った。
「常に、今年はポジティブなものになると確信するのは最初のテストをしてからだ。メンタルの焦点は、タイトルのために争う時と同じだよ」
また、ボッラは「彼は1日約6時間トレーニングしている」と明らかにした。
「若いドライバーにとって、肉体的な準備はかなり変わるだろうが、ベテランにとってはそれほど変わらない。フェルナンドはデビュー以来、同じようなプランなんだ」
「彼がF1を始めたクルマは、2017年のクルマよりも物理的に要求が厳しいものだったんだ。たとえ今年のコーナーでのスピードが、最近のシーズンよりドライバーへの要求が厳しいとしてもね」