【画像】フェラーリ、史上最強800馬力のV12 ベルリネッタは100mへ2.9秒・・・ジュネーブで世界初公開

2017年02月17日(金)11:33 am

フェラーリは同社史上最もパワフルかつ最速を誇る、最新世代高性能12気筒ベルリネッタのファーストモデル、『812 Superfast』を第87回ジュネーブ国際モーターショーでワールドプレミアした。

1947年にフェラーリが初めてリリースした125 Sから、今年で70周年を迎えるプランシングホース・ブランドとともに歩んできたV12エンジンの歴史に新たな一歩を刻むモデルだ。

フェラーリ12気筒の新時代を拓く『812 Superfast』は、『F12berlinetta』と『F12tdf』からの貴重なレガシーの上に誕生した。

■エンジン:フロント・ミッドシップエンジン車が到達できなかった領域へ

出力 800cv(馬力)を発揮する最新の6.5リットル V型12気筒エンジンを搭載する 812 Superfastは、フロント・ミッドシップエンジン・スポーツカーのセグメントにおける新たなベンチマークとなる。8,500rpmという高い回転数で最高出力を発生し、比出力(1 リットル当たりの出力)123cvという数値は、これまでのフロント・ミッドシップエンジン車輌では到達できなかった性能だ。

このトップエンドまでスリリングに湧き上がるパフォーマンスこそ、レースで鍛え上げられたフェラーリ V12エンジンの伝統的な特性だ。

大排気量エンジンならではの音響を存分に引き出す豊かなエグゾースト・サウンドもまた 、 812 Superfast の強力なエンジンパワ ーを引き立てる。最大トルクは718Nm/7,000rpm で、その80%以上を3,500rpmから発生させることで低回転域でのドライバビリティ―とピックアップを向上させた。

この卓越したパフォーマンスの実現には、高性能エンジンで初採用となった 350 バールのダイレクトインジェクションシステムと自然吸気F1エンジン由来のコンセプト、可変インテークシステムが貢献している。

シフト・チェンジのタイム短縮、さらにシャープなスロットル・レスポンスの実現に向けて、812 Superfastに搭載されるデュアルクラッチ・トランスミッションには特別なギヤレシオが設定された。

■ビークルダイナミクス

812 Superfast は、搭載した最新の制御システムと装備によって、比類ないハンドリングとロードホールディングを発揮する。

フェラーリならではの妥協のないエンジニアリング・アプローチから生まれた、プランシングホース初採用となるスポーツ仕様の EPS(Electric Power Steering=電動パワーステアリング)が、812 Superfast の卓越したポテンシャルを余すことなく引き出す。

また、このEPSをフェラーリが特許を取得したサイドスリップコントロール(SSC)の最新バージョン 5.0を含む、すべての車体電子制御システムと完全に統合することで、パワフルなパフォーマンスのハンドリングを容易にし、より高レベルのスリリングなドライビングを可能とする。

車体制御システムには今回初めてバーチャル・ショートホイールベース 2.0システム(PCV)が搭載されました。F12tdfで培った経験を基にソフトウェアを進化させたこのPCV によって、さらに機敏なハンドリングと応答時間の短縮を実現させた。

■スタイリング & エアロダイナミクス

フェラーリ・スタイリング・センターがデザインした新型 812 Superfast は、フロント・エンジン V 型 12 気筒フェラーリの個性を再定義する、極めてスポーティーなラインとフォルムで比類ないパフォーマンスを強調する。

シルエットは滑らかなファストバックスタイルを描き、ハイ・テールの 2 ボックス・スタイルは 1969 年の輝かしい名車 365GTB4 を想起させる。ボディ側面の彫刻的デザインは視覚的にショート・テール化し、力感あふれるホイールアーチが搭載する V12 エンジンのアグレシブなパワーをフォルムで表現します。
フル LED ヘッドライトは、隆起するフロント・ホイールアーチを含めてボンネットのエアインテークと一体でデザインされ、フロントの力強さを強調する。

リアでは、フェラーリ伝統の 4 灯丸型テールライトが水平方向に広がるフォルムを強調し、スポイラーとキャビンを低く見せる視覚的効果によって、812 Superfast にワイド& ローの印象的なスタンスをもたらす。

すべてのフェラーリに言えることだが、スタイリングとエアロダイナミクスの機能をシームレスな統合を目指してデザインすることで、革新的なソリューションとフォルムが創出される。

812 Superfast の場合、それはアンダーボディ前部に設けたアクティブフラップをはじめとしたエアロ・デバイス・クラスターが組み込まれた多機能フロントセクション、そしてエアロダイナミック・バイパスを設けてダウンフォースを生成させる、前例のないボディ後方側面の 2 点だ。

この車輌は、フェラーリ 70周年を記念した特別色、Rosso Settanta(ロッソ・セッタンタ=70 周年レッド)のエクステリア・カラーでデビューする。

■インテリア:アグレッシブに再構築

812 Superfast のインテリアは、フェラーリのフロント・エンジン V12 ベルリネッタが常に提供してきた比類ない快適性とスペースを維持しつつ、アグレッシブなエクステリアに合わせて再構築された。

生粋のレースへの情熱と、無駄を削ぎ落としたエレガンスを特徴とするキャビンは、主要な装備が浮かぶように際立たせるスポーティーなトリムと革新的なデザインでまとめ上げられている。

中央のエアベントを包み込むように、緩やかにうねる水平基調のダッシュは、洗練された彫刻のようなフォルムとなった。

人間工学に基づき、さらにスポーティーになった新型シートを中心に、新ステアリングホイールとインストルメント・クラスター、最新のインフォテイメントシステムとエアコンディショニングユニットなど、最先端のマン・マシンインターフェースがコックピットを固める。

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