メルセデスAMGは、元フェラーリのテクニカルディレクターだったジェームス・アリソンが加入することを発表した。アリソンのために創設された新たな役職「テクニカルディレクター」に就任し、テクニカル・グループを率いていくことになる。
ジェームス・アリソンは、フェラーリ、ルノーの両方でリーダーシップを発揮し、世界チャンピオンを勝ち取った非常に著名なエンジニアだ。
アリソンは、3月1日付けで新しい役割に就任する。また、アリソンはチームの運営全般の責任を負うことになり、トト・ヴォルフに直接報告することになる。
■ジェームス・アリソン「自分の役割を果たすのが楽しみだ」
「スポーツ(F1)から離れていたが、仕事に戻ることに非常に興奮している。過去3シーズンで非常にうまく成功したチーム内で信頼あるポジションを与えられたことは大変光栄だ。今後数年間、強さを発揮するために、メルセデスのために自分の役割を果たすことを本当に楽しみにしているよ」
■トト・ヴォルフ
「ジェームスをメルセデスに迎え入れてくれることを大変うれしく思っています。
我々のテクニカルチームは、世界選手権を3年連続して獲得し、このゲームのトップにいて、あらゆるレベルで非常に熟練している。
才能ある若いチームメンバーに開発の余地を提供し、経験豊富なエンジニア・グループを強化することができる適切な人材を見つけることは容易ではなかったが、この役割により彼自身のビジョンをもたらすだろう。
ジェームスは鋭いエンジニアだ。 私は完璧な男を見つけ、我々のシニア・リーダーと適合していると思うよ」
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