野心的なハイパーカー、AM-RB 001のデザイン&エンジニアリング作業を順調に進めるアストンマーティン、レッドブル・アドバンスド・テクノロジーズ、およびプロジェクトパートナーのAFレーシングは、本日、同モデルに関する主要テクニカルパートナーを発表した。
■エンジン
6.5リッター自然吸気V12エンジンは、コスワースによる設計・製造が決まった。
■トランスミッション
最先端の7速トランスミッションは、リカルド・エンジニアリングが開発する。
■カーボンファイバー
カーボンファイバー・モノセルは、長年の複合構造のパートナーであるマルチマティックが担当する。
■ハイブリッド・バッテリー・システムはリマック製
ハイブリッド・バッテリー・システムは、リマック製を採用する。クロアチアに本拠を置く同社は、ハイパフォーマンス・バッテリーの世界的リーダーだ。
■軽量で強力なキャリパーとカーボンディスクは2社
アルコンとサーフェス・トランスフォームズの2社が強力なタッグを組み、軽量ハイパフォーマンス・キャリパーとカーボンディスクを供給、圧倒的なストッピングパワーを生み出す。
■ECUなどコントロール・ユニット系はボッシュ製
専用エンジン・コントロール・ユニット(ECU)、トラクション・コントロール・ユニット(TCU)、エレクトロニック・スタビリティ・プログラム(ESP)システムの開発には、ボッシュを指名した。
■エイドリアン・ニューウェイ(レッドブル・レーシング・チーフ・テクニカル・オフィサー)
「AM-RB 001のようなクルマをデザイン、エンジニアリング、製作するには、F1と同レベルのチームワークが要求されます。最高の仕事をするためには、自分の周囲に最高の人材を揃えなければなりません。プロジェクトのすべての側面に、確かな経験、創造力、エネルギー、勤勉さ、プロフェッショナリズムが存在する必要もあります。今回のように素晴らしいパートナーに恵まれると、心強いと同時に新たなやる気を駆り立てられます。我々は力を合わせて、革新的なエンジニアリングの芸術作品を生み出すという目標を実現します」。
●アストンマーティンとレッドブル、ハイパーカー『AM-RB 001』の技術パートナー発表・・・V12エンジンはコスワース製
●【画像】アストンマーティンとレッドブル、V12エンジンのハイパーカー『AM-RB 001』
◇ニュース検索ワード - エイドリアン・ニューウェイ | レッドブルF1 |