日産、セレナに車いすのまま車内に乗れる「スロープタイプ」発売

2017年02月08日(水)5:56 am

日産自動車の関連会社である株式会社オーテックジャパンは、「セレナ」のライフケアビークル(LV=福祉車両)シリーズにチェアキャブ「スロープタイプ」を新たに設定し、日産の販売会社を通じて2月20日より全国一斉に発売すると発表した。

今回発売するチェアキャブ「スロープタイプ」は、「セレナ」の持つ室内の広さや使い勝手の良さを生かし、バックドアから車いすのまま車内に乗り込めるよう、手動式のスロープと車いす固定装置を装備した車いす仕様車だ。

車いすの方が2列目左側の運転席に近い位置に乗車できる「車いす1名セカンド仕様」をはじめ計4タイプを設定し、家庭から福祉施設・病院、福祉タクシーなど幅広いニーズに対応する。

●車いす1名 セカンド仕様
車いすは2列目左側に乗車し、右側には介助者などが並んで座れるシートがある。車いす1名を含めて7名が乗車可能。車いすをお使いのお子さまがいるご家庭におすすめ。

●車いす2名仕様
車いすの方が、2列目左側と格納した3列目シートの位置に、同時に2名乗車することができる。車いす2名を含めて5名が乗車可能。

●車いす1名 サード仕様
車いすは3列目シートの左右を格納して乗車し、車いす1名を含めて5名が乗車可能。車いすにお乗りの方が乗車しない場合、乗車定員は7名となる。

●車いす1名 送迎仕様
「車いす1名サード仕様」に対して、高齢者の乗降に配慮した乗降用手すりやオートステップ、3列目シートへ乗り降りがしやすい専用形状の2人掛けセカンドシートを標準装備。福祉施設の送迎に最適。

■セレナチェアキャブ「スロープタイプ」の特長

【車いすのお子さまの快適な移動空間を実現】
車いす乗車位置を車両前方に、そしてより中央寄りに設定し、運転席に近い位置に車いすを乗車させることを可能にした。さらに、リクライニングタイプなど大きな車いすに対応できるスペースも確保した。

【お子さまのケアに配慮した専用セカンドシート】
2列目の車いす乗車位置の横にフルフラットリクライニングが可能な1人掛けの専用シートを装備した。
介助者が車いすの真横に並んで座れるほか、停車中はフルフラットにして車いすをお使いのお子さまを車内でケアすることが可能。

【明るく快適な3列目車いすスペース】
3列目シートは格納時に側面の窓をふさがないため、車いすスペースが明るく、車窓を楽しみながら快適にドライブできる。

価格(税抜き)は、車いす1名セカンド仕様3,073,000円から、車いす1名送迎仕様3,318,000円まで。

■動画:日産セレナ チェアキャブ 「スロープタイプ」(0:52)

TopNews最新ニュースを読もう!
◇ニュース検索ワード -
前後の記事
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック
日本車メーカー・ブランド特集ページ
トヨタ特集ページ レクサス特集ページ 日産特集ページ ホンダ特集ページ 三菱特集ページ
マツダ特集ページ スバル特集ページ スズキ特集ページ ダイハツ特集ページ 光岡
輸入車メーカー・ブランド特集ページ
アウディ アキュラ アストンマーチン アバルト アルピナ
アルピーヌ アルファロメオ インフィニティ AMG キャデラック
クライスラー ケータハム シトロエン シボレー ジャガー
ジープ GM スマート ダイムラー ダットサン
テスラ パガーニ BMW フィアット フェラーリ
フォルクスワーゲン フォード プジョー ベントレー ボルボ
ポルシェ マクラーレン マセラティ MINI メルセデス・ベンツ
ラディカル ランドローバー ロータス ルノー