マクラーレンが、2017年もニック・デ・フリースがジュニアドライバーとしてチームにとどまることになると語った。
マクラーレン所属のジュニアドライバーとして2016年にはGP3シリーズに参戦していたオランダ人ドライバーのデ・フリースに関し、母国オランダのテレビ局『RTL GP』が今週次のように報じた。
「彼は来週、フェラーリのGTカーをテストすることになる」
関係者からの情報としてそう報じた『RTL GP』は、22歳のデ・フリースは2016年のGP3シリーズでタイトル争いにからむことができず、ランキング5位で終えていた。これによりデ・フリースはマクラーレンの支援を失ってしまい、2017年にF1の下位カテゴリーでレースをするチャンスも失ってしまったのだと説明。
『RTL GP』によれば、今年デ・フリースはフェラーリからWEC(世界耐久選手権)にフルタイムドライバーとして出走することを目指すことになるという。
だが、マクラーレンの広報担当者は『GMM(グローバル・モータースポーツ・メディア)』の取材に対し次のように答え、今後もデ・フリースの支援を続けていくと語った。
「ニック・デ・フリースはマクラーレンの若手ドライバープログラムのメンバーとして残るし、今年はF1シミュレーター担当要員のひとりとして作業を行うことになる」