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ロシアのSMPレーシング、当面F1関連活動は限定的

2017年02月06日(月)15:52 pm

SMP銀行のオーナーであり、モータースポーツ育成を目的とするSMPレーシングを運営するロシアのビジネスマン、ボリス・ローテンベルクが、今のところF1での活動を広げていくつもりはないと語った。

SMPレーシングではこれまで有望なドライバーを育成してきており、その所属ドライバーがル・マン24時間レースで有名なWEC(世界耐久選手権)や、アメリカ最大のフォーミュラカーシリーズであるインディカーに参戦している。

だが、そのプログラムの中でも最大のものがF1ドライバー育成であり、所属ドライバーのセルゲイ・シロトキンが2016年にルノーとテストドライバー契約を締結。そして今年は控えドライバーに昇格するのではないかとも言われている。

だが、ロシア大統領のウラジーミル・プーチンとも親しいとされるローテンベルクは、現時点においてはF1におけるプログラムをもっと拡大していくことは考えていないと『RIA Novosti(ロシア・ノーボスチ通信社)』に次のように語った。

「確かにプログラムは進められている。だが、どういう成長を見せるかは神のみぞ知るというところだ」

「今のところ、そのプログラム構築であてにできるのは自分たち自身だけだ。もし何らかの特別な目標が我々のために設定されるようであれば、違う考え方をすることもできるだろう。しかし、当面の間、我々が頼りにできるのは自分たちだけだよ」

ということは現時点においてSMPレーシングがかかわるF1活動はルノーのシロトキンの支援のみに限定されるのかと質問されたローテンベルクは、次のように答えた。

「現時点においては、その通りだ」

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