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フェラーリ会長「F1株式取得を検討中」

2017年02月06日(月)16:45 pm

フェラーリが新F1オーナーであるリバティ・メディアの誘いに応じてF1共同オーナーとなる最初のF1チームとなるかもしれない。

■2021年以降の計画が明らかとなれば検討の価値あり

リバティ・メディアでは、F1株式の20%を上限としてF1チームたちに株式の取得をうながしたものの、議決権は与えられないという条件が付加されることにより、F1チームではどこもその要請に応じることを辞退したと報じられていた。

だが、このほどフェラーリ会長のセルジオ・マルキオンネが、イタリアのメディアに対し「我々はその件で新オーナーと話し合うことになるだろう」と語り、F1株式取得を検討していることを明らかにした。

マルキオンネは、現在のF1との契約が2020年に満期を迎えるものの、それ以降のF1の方針によっては株式取得が意味を持つかもしれないと考えているようだ。

「それは財政的な問題ではない。2021年以降がどうなるかということと、フェラーリがF1に投資することによって何を得ることができるのかが明確でなければ、投資するのは賢いことだとは言えないだろう」

「それが明確になりさえすれば、今回の投機に参加することを決めるのももっと簡単になるだろう」

■リバティによるF1新時代には期待

そう述べたマルキオンネだが、これまでF1最高権威の座にあったバーニー・エクレストンに代わってチェイス・キャリーが最高責任者のポジションに就いたF1の新時代に関しては前向きに受け止めているようだ。

「このスポーツは全体的にもっとよくなるだろうと期待しているよ。リバティとチェイス・キャリーはエンターテインメントの世界をよく知っているし、F1の人気をもっと高めるにはどうすればいいかということも非常によく分かっている」

マルキオンネはそう語ると、次のように付け加えた。

「スクーデリア(フェラーリ)はこれについて、その役割を果たすつもりだよ」

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